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206 シングル煙突の適否 担当大屋 2018/12/19(水) 11:22:37 削除
いで爺さま(出野さま)

コメントありがとうございます!!
ご無沙汰してしまっております!!

お伝えしたい大きなニュースもあるのです。

出野さんがモキ製作所の薪ストーブはノーマルでは不満があると改良なさった当時、モキ製作所に打診しても「その必要なし」ということで相手にされず、それならばと、弊社の独自判断として「iGブースター」として普及を進めてきたわけですが……

このたび、モキ製作所も「改良の必要性」を認め、出野さんが指向した方向での製品開発を今後進めるということです。ユーザー発の「ものづくり」への思いが、とうとう、メーカー本体を動かし、正規製品としての性能向上が現実的に見込めるようになりました!より広いユーザーさんが恩恵を受けることができるようになるでしょう。すごいことだと思います。

メーカーとしての製品開発なので具体的なことは言えませんが、情報として出していいよ、となったら、こちらでまたご報告します。

で、シングル煙突です。

出野さんに申し上げれば、出野さんの煙突設置環境では、断熱二重は必須かと思います。構造部材が煙突表面と近すぎますので。離隔的安全性からの判断です。

でも、出野さんおっしゃる性能面、およびそこに起因する安全性では、「モキ製作所」かつ「ちゃんとした使い方をする限り」ハゼ折りシングル、問題ないと私は判断しております。

出野さんも、MD80Ⅱを実際にご使用になって、ご観察になっていらっしゃるので、よろしければ確認させていただきたいのですが……

いわゆる「木酢液」のような、液状のタールが、煙突内に生じるって、ご経験で、ございますでしょうか??

ヒートライザーによるドラフト効果によって強い気流を生み出し、その気流の力だけで「きれいに燃やす」ロケットストーブでは、さもありなんです。煙突内、かなりすごいことになると思います。

けど、茂木プレートによって炉内に対流を生み出して主燃焼室での滞留時間を稼ぐことで「きれいに燃やす」モキ製作所のストーブでは、ロケットストーブとはわけが違いますので、同じことは起こらないと思うのですが……

たしかに性能の悪い薪ストーブでは燃焼に伴い「木酢液」が煙突内に大量に発生して「速攻で」(某煙突メーカー担当者談)タールが漏れるそうです。でも、そこは「モキ」です。今のところではありますが、私のお客さんでは、そのような問題の報告は何もありません(聞いても「何のこと?」という反応でした)。

あとストーブの性能は煙突が決める、普通の薪ストーブなら、これもおっしゃるとおりと思います。現に普通の薪ストーブは、多くの施工において煙突に「ダンパー」がついておりません。これは本体のドラフト性能が弱いために、煙突で何とかそこを補う必要がある、だから、横引きとかも大きな問題を生じるのだと理解しております。

でも、モキMD80Ⅱでは、横引きが長い煙突ラインであっても、立ち上がりの時はともかく、ダンパーを倒して、煙突性能に基づくドラフトを「殺す」必要があるのが現実です。とりわけ巡航運転では。

ですので、モキ製作所の薪ストーブだけに関しては、煙突性能(種類など)に依存せずに、なんの問題なく使えてしまうので(とりわけiGブースターなしの、ノーマルでは)、あとは、煙突システムの寿命や煙突掃除メンテナンスの頻度、および、メンテナンスが不十分なことに起因する煙道火災のリスクを勘案して、適否判断になるかと思います(ですので、ここはその人、その人の考え方、性格が重要になります)。

ですので、いで爺さまのコメントは、一般的な薪ストーブなら、まさに、その通りなのですが、モキ製作所の薪ストーブ、なおかつ、私が関わる限り(ココ、私としては、すごく重要です)、必ずしも定説は当てはまらないかなと。

乱文すみません、取り急ぎ、どうぞよろしくお願いいたします。

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