ここは旧来の株式会社愛研の一部門だった頃の書き込みも含めた、薪ストーブ全般に関するご意見やご質問などコミュニケーションのための掲示板です。
もちろん匿名でかまいませんが、根拠のない誹謗中傷や、いわゆるスパム投稿は担当者の責任において削除することがあります。
スパム対策として、あいことばを設けてあります。「森を豊かに」を普通に日本語読みして、それを全て半角大文字のローマ字にしたものです。
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259 | 【緊急】12月からの値上げ等のご案内 | 担当大屋 | ![]() |
2022/11/07(月) 15:52:49 | 削除 | |
値上げの秋でございます。モキ製作所より、参照URLに示した資料のとおり、価格改訂の案内が届いております(皆さまへのご案内が遅くなりました、申し訳ございません)。税別価格ですのでご留意くださいませ。 資料の各種製品、値上げとなります。値上げ幅ないし値上げ率は、各製品ごとの事情により異なりますので、細部ご確認くださいますようお願いいたします。 これに伴い、弊社オリジナル改良版「MD70Kiss」も成約(正式発注)が12月1日以降のものについて、現行の税別34万円(税込み37万4千円)から税別34万2千円(税込み37万6千2百円)に値上がりいたします。ご了承下さいませ。 この値上げを受けて、2点、案内申し上げます。 1.ご検討中の方へ。2千円(2千2百円)は薪ストーブ全体の中では、そう大きな額ではありませんが、もうお気持ちが決まっている場合は早めにご連絡ください(成約しているか、あやふやな場合もご連絡ください。成約している場合、納入予定時期もお伝え(ないし合意)済みです)。またMD70Kiss以外の製品でも単品の確定予約をお受けしますので、ご相談くださいませ。 2.具体的根拠のない単なる個人的な判断をご紹介するのは、逡巡がありますが、私は以下に示しますような薪の備蓄にとどまらず、食料(米、パスタ、食用油、缶詰、調味料その他、賞味期限が長く取れるもの)やパニックになったときにすぐに消える可能性のある生活用品(トイレットペーパー、洗剤等)をすでに相当量(少なくとも半年分)備蓄しております。私自身もこれまでの人生で初めての対処となります。値上げに対してはもちろん、不測の事態への「今のうち」の準備対処のご検討も、よろしければ推奨します。 何事もなければ、本当に良いことです。不必要な不安を煽るなんて、まったく本意ではございません。が、個人的には、昨今の社会情勢及び本邦の「偉い人々」の資質能力に鑑み「これまで通りで大丈夫」とは、まったく考えておりません。 値上げへの実務対応はともかくとして、これまで、とりわけワクチンについても、そうでした。「大屋が状況をどう判断し、どう対処しているのか?」と、ちら、ちらと質問されます。そこで、笑われるとは思いますが、この際、備蓄の推奨について、案内しておきます。懸念が外れることを祈っていますし、見事外れたら、嘲笑くださいませ。 以上、緊急のご案内でございました。ご不明点、遠慮なく、個別にお問い合わせ下さいませ。どうぞよろしくお願いいたします。 |
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258 | 最近の受注及び生産状況につきまして | 担当大屋 | 2022/08/22(月) 15:56:07 | 削除 | ||
世の中いろいろ大変ですが、2点。 弊社の扱いだからこそ顕著かもしれませんが、電気、ガス等の燃料代の高騰に伴う、薪ストーブの需要がこれまでになく高まってきております。 それは例えば、弊社の主力扱い薪ストーブであるMD70Kや、竹ボイラーMBG150、さらには大型薪ストーブSL250など、いかにも「燃料節約」につながるラインナップが、軒並み品切れを起こすなど、現在の受注及び生産状況に顕著に表れております。 モキ製作所は、実際のところ小さな企業で、なおかつ、設備業です。販売価格を低く抑えるために設備を休みなく無駄なく稼働させる必要があり、計画生産体制を取っております。 そのため、品切れすると、例えば、MBG150は、すでに5か月先生産分の受付を行っている、というような、誠に申し訳ないですが、お待たせする状況になっております。 よって、お買い求めの予定がございましたら、早めに弊社までご相談くださいませ。ネット販売などでは、この状況への対応は困難ですが、代理店経由ですと、代理店ごとに違いはありますが、対応できると思います。 あと1点、これは、予想ですが、たぶん、当たってしまうと思うのですが、秋以降、もう一段の製品値上げが、薪ストーブ本体ならびに煙突関係、あるのではないかと思います。 というか、あるとご認識くださいm(__)m よって、これも、早めに発注を出しておくことで値上げ影響を回避することが可能です。 以上、2点をご承知おき頂きたく、お知らせいたします。 大変申し訳ございませんが、本当に、世の中の状況悪化、及び状況の変化は予想を超えたものになってきており、早めの準備、早めの対処は、今までになく「差を生み出す」状況になっております。 本件に限らず、どうぞ、そのような心づもりで、各種の備え、ご対応を推奨いたします。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
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257 | 1月後からのMD70KならびにMD70Kiss値上げにつきまして | 担当大屋 | 2022/01/31(月) 21:39:06 | 削除 | ||
こちらではすっかりご無沙汰しておりますm(__)m もー、外気導入のFacebookページは連載最後の手前で放置、マイベストプロの連載もストップ、ブログで、この値上げの件、後日しっかり説明しますが、全然間に合っておりません…… せめて、情報だけ、先に展開しておきます。 モキ製作所により、標記件、3月1日受注決定分から1万1千円の値上げが通告されています。 2月中の正式受注、メーカーへ注文書を出せれば、現行価格でご提供可能ですので、ご検討中の方は、そこを頭に入れてご検討下さいませ。 3ヶ月間程度の間に、本体をお受け取りいただく必要がありますし、1万円は全体の中ではさしたる影響もないかもしれませんが、やっぱり、決まっていて、支障がないなら現行価格でのご購入をお勧めいたします。 ご不明点などは、こちらの掲示板でもけっこうですし、あるいは、直接ご連絡くださいませ。 詳細は、改めて、ブログにてお知らせいたしますm(__)m m(__)m |
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256 | 「高気密住宅なら外気導入は必須」の情報源 | 担当大屋 | ![]() |
2021/06/04(金) 11:19:30 | 削除 | |
いくつかの情報発信ルートの中で、もっとも検索に引っかからず、よって、本音も書けるのが当掲示板です(笑) 薪ストーブを検討している方は、皆さん情報を一生懸命拾いに行かれてて、それは私たちプロを凌駕しているのですが…… 今さらですが、やっと、わかりました(笑)どうして色々考えていらっしゃる方ほど「高気密住宅なら外気導入は必須」と言うのか あえて紹介しませんが、そういう動画があるんですね~~よく探したら、その動画を出しているメーカーさんの関係で、いっぱい、出てますね、似たような情報発信。「安全」という錦の御旗で。 いかにも「なるほどー」と思ってしまうのは無理もありません。これ……私のような、焼却炉の排ガス中の成分測定をしていたとか、密閉陰圧の実験施設を管理していたとか、そういう人間でもなければ「おや?」って、そのおかしさに気が付かないと思うのです。 動画などではこう説明されます。 1.近年の高気密住宅では、室内を「9.8パスカル」の陰圧に保つことで、換気を確保している。 2.薪ストーブは巡行運転では煙突の負圧(吸入力)は30パスカルなど、これを上回るが、冷めてくると、この陰圧に負けてしまうようになる 3.よって一晩焚いていたりしたら、一酸化炭素が逆流してくるなど危険。必ず外気導入の燃焼システムを持っておかなければならない。それが「近年の」ドイツその他先進国での常識 動画の、こんな説明みれば、こわい!しっかり外気導入にしなきゃ、って思ってしまうのも仕方ないと思うのですね~~ けど、数値を具体的に知っている人間からしたら「え??ホント?」なんですよ。 何故なら、例えば密閉陰圧の実験施設って20パスカル程度の陰圧に室内を保っているものですが、外部との開閉ドアってそれなりに空気抵抗を感じるのですよ。それなりに重いのですね? http://www.itsuki-sangyo.co.jp/11/03_unyou.html なにしろ9.8Pa、身近なものに置き換えると、1平方センチメートルあたり1mmの水圧がかかっているのと同じ、つまり0.1グラム/平方センチなのですが…… 扉の面積を仮に1.5平米だとすると 15000×0.1=1500グラム これだけの重さが、余分にかかっていなければならないのですよ。常時。 高気密住宅のドアって、いつも重いですか??換気扇を強にでもしていれば別ですけど…… これ「9.8パスカル」が早とちりなのか誤読なのか意図的なのかわからないですけど「ウソ」なんですよ、じゃあ「9.8パスカル」が何かというと「測定条件」なんですよね、すきま値、C値の測定条件(右上リンク) https://www.asahikasei-kenzai.com/akk/insulation/customer/neo/recommend/1-7.html もしよろしければ、この原典となる測定方法を定めたJISがこちら。 http://www.kikakurui.com/a2/A2201-2017-01.html 平たく解説しますと、換気のために設けられた本来の吸気口をしっかりを目張り密閉しまして(大事)、一か所から送風機で空気を吸いだして、そしたら負圧になりますよね?その状態で「9.8パスカル」の負圧になった時に、この「負圧を達成するために必要な送風量から、すきま値を計算で求める」という測定法です。 要するに、高気密住宅で本来の吸気口を塞いで目張りして、空気を吸いだして実現するのが「9.8パスカル」であって、高気密住宅が、台所換気扇を強にでもしていないのに「9.8パスカル」って……そりゃ、よほど24時間換気の吸排気設計まずいんじゃないですかって(笑) 第一、もし、外気導入しなければ危ないのが事実なら、外気導入なんてやったこともない弊社でも、何件も高気密住宅やってますが、一酸化炭素中毒事故か、少なくとも臭いのクレームくらい発生してますよ……ひとつもないです、今のところですが。 その他にも、この情報源の動画って、ツッコミどころがあってですね……なんというか、あくまでも私に言わせればですが「トンでも科学」の類に近いんじゃないか??とか思わなくもないのですが…… 個人的には面白いので、ちょっとネタにさせて頂いて、専攻課程とかにでも解説しようかなとか思っております。 ちなみに外気導入に関する弊社の見解は、投稿No.250等に述べたとおりで、ただこれは該社さんの見解では「負圧対策吸気口」というもので本当の意味での外気導入ではないのかなとも思いますね…… いずれにせよ、いわゆる外気導入ダクト接続のようなものが必要かどうかは、私は「薪ストーブ本体による」ということで良いんじゃないかと思います。 長文失礼しました~~~ |
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255 | ご返事恐れ入りますm(__)m | 担当大屋 | 2021/04/24(土) 20:45:41 | 削除 | ||
山口さま かえってお気遣いありがとうございます! そうですか、気密性0.5だと、確かに空気の流れとしては、換気扇の役割としては、そのような懸念ありますよね! 薪ストーブは、換気扇のような位置付けではありますが、別に室内に薪ストーブから一酸化炭素が漏れ出るとか、そういうことは基本的にはないので(低性能の薪ストーブならあり得るのですが……)、「薪ストーブだから」ということで何か考えなければならないことは、換気検討上は実質的にないと思います。 設置場所、ホントそうなんですよね、ここは悩みどころでして、皆さんすごく苦労されます。とはいえ、意外となんとかなると言えば、なる場合もあって、「炎のある暮らし」やりたいか、やりたくないか、が本質にはなるかなとは思います。 ただ、こういう「やりたいか、やりたくないか」問題ってホント難しくって、他人は踏み込めないし、ご本人の中でも、実は運や、縁としか言いようがないのかなって思ってます。 私自身も、確固たる信念持って薪ストーブ導入したとか、全くなくて(笑) あとお客さんも、拝見しててそんな感じです。意外と「どっちに転んでもおかしくなかった」ところから、たまたま見に来られりとか、現実を考えていく機会の中で、どうするか決めていく感じですかね…… 人生そのもの、偶然の出会いにすっごく左右されますから、迷われるということで良いんじゃないかと思います。 なにか判断材料を得る機会などに恵まれますようにお祈りします。 それにしてもキャンプでクスノキ!!って素敵ですね!! けっこう、良い薪という印象ですよ?あまり手に入りませんが、むかし手に入ったときは重宝した記憶がありますね…… 火はつきやすいけど堅くて火持ち良くて、火力もあったような。 火力があるのは、精油成分、だから匂いもするのですが、要は脂が乗っていると申しますか。船や鳥居なんかにも使われますしね。 キャンプで燃やすと、やはり精油成分が燃焼で処理しきれないと思います。 でも、少なくともモキ製作所の薪ストーブであれば、匂いは大丈夫ですよ。 先ほどの薪ストーブをやりたいか、やりたくないか、その答えも、ストーブ本体によって、だいぶ違うと思います。 私もモキだから、かろうじて薪ストーブに踏み出したってところありますから。 「何でも燃やせる」というのは、なに燃やしても本体壊れないのと、なに燃やしても煙少なくきれいに燃えてくれる(乾燥不充分だと少し厳しいですが)という二つの意味があるのですが、導入時には大きかったですね~~ キャンプをやられる山口さまが、モキで迷われるのは、ですので「正しい」選択だと思います(笑)他の薪ストーブでは「やめ、やめ!」となるんじゃないかと思いますよ、現実を知ると。 もしよろしければ、いつでも見学にお見えになって下さいね?諦めるにしても、最も良さそうなストーブの実態を知ってから「やめた」の方が人生納得いくような気がしますし。 高気密にちゃんとこだわるくらいですから、ぜひ納得するところとして、楽しく快適な暮らしを手に実現なさって下さいね!! |
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254 | 高気密住宅に関してのお返事について | 山口 | 2021/04/23(金) 21:27:38 | 削除 | ||
御礼が遅れて大変申し訳ありません。 ご丁寧な内容をありがとうございました。 第3種の場合、高気密住宅であれば換気量も十分で家全体も換気されますので、少し安心しました。 逆に第3種で気密性が0.5もなければ、換気扇の性能はほとんど発揮されず、吸気口付近のみしか換気されないので、そういった住宅であれば心配だとも感じました。 設置場所がなくて諦めつつありますが、憧れはなかなか捨てられませんね笑 お話は変わりますが、知り合いからクスノキであれば大量にもらえるのでキャンプで使っていますが、割るのが大変で匂いもすごいですね! そんなクスノキの匂い、さすがに室内は大丈夫と思いますが、やはり近所には迷惑になりますでしょうか。 |
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253 | おおなるほど | 担当大屋 | 2021/03/28(日) 21:41:28 | 削除 | ||
いで爺さま なるほどー!!確かにそうですよね!! 個人的には「クスノキ」は私のところでは滅多に手に入りませんが、まさに「臭いがキツく、腐りにくい」代表で クヌギ(アベマキ)、ナラは確かに甘くて虫が入りやすいですよね!! 樫は、比較的強いイメージがありました。なにしろかったいので!! でも、スギや、いちばん賞味期限が短いのはアカマツ、水分でたちまちグズグズになっていく印象です。 いずれにせよ、やっぱり、さすがいで爺さまは、そのあたりも意識されているのですね~~ 原木の大量確保&長期保存計画、なかなか凄いプロジェクトだと思いますので、ぜひ今後も色々ご教授くださいませ!! |
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252 | 腐りにくい樹種 | いで爺 | 2021/03/28(日) 19:26:17 | 削除 | ||
大屋さま、お忙しいご様子で何より、安心しました。 ちょっと疑問がと言う事なので... 皆さんが好まれる火持ちが良い「樫・クヌギ」など甘い香りのする樹は腐りが早いです。 逆に腐りにくい樹種と言うと、「アカシヤ・檜」など臭いのキツイ樹が多い様です。 と言う事で、アカシヤや檜が調達出来れば、それらを下敷きにして上に腐りやすい樹種を積み重ねたいところです。 |
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251 | あ、しまった訂正 | 担当大屋 | ![]() |
2021/03/28(日) 16:57:13 | 削除 | |
先ほどポンと投げた投稿No.250で 「5立米弱」 「4立米弱」 という文言がありますが、間違い、それぞれ 「5立米強」 「4立米強」 ですので、お詫びして訂正いたしますm(__)m いやー、もともと、パリッパリの理系人間なので、ちょっと新聞記事的な表現とか弱いところあるんですよね(笑) 素直に 「5立米ちょっと」 とか、口語体で書けばよかった。 |
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250 | 高気密住宅における考え方 | 担当大屋 | ![]() |
2021/03/28(日) 16:50:31 | 削除 | |
山口さま ご返事が遅くなってしまいまして申し訳ありません。 ご質問の高気密住宅の件に関しましては、本当に諸説入り乱れている状態で、私は、以下に述べるような空気の量的考察から実際には本質的でない(吸気ダクトの設置を要するストーブは高気密でなくても燃えにくく解決としても疑問)と思うのですが、ここでは「モキにおいては」として回答いたします。 結論の数字だけ列挙していきますが、薪ストーブで木が1キロ燃えると排ガスが5立米弱発生します。燃やすための空気量は、それよりも少なくて4立米弱になるかと思いますが、仮に5立米、室内の空気を吸い込んだとしても、1時間で3キロ燃やしたとしても1時間で15立米です。 1時間で15立米というと大きいと思われるかもしれませんが、実際には直径100ミリのパイプファンの一番小さいやつで充分達成できる程度の排気です(右上のリンク)。すっごい静かで微妙な排気です。 https://sumai.panasonic.jp/air/kanki/119/pipe_ventilation/ もう少しイメージのために言えば、フルコントロールの第一種換気システムにおいてさえも、床面積140平米、天井高は平均2.5平米の場合の全排気量は200立米程度、150~250立米程度の調製機能を持つシステムが採用されるそうなので15立米というのは「普段の調製範囲内」に収まります。 第三種ならなおさらで、要するに「薪ストーブのために」何かのダクトシステムを要求するのは気密とは無関係、無視して構わないとお考えいただいて結構です。 唯一、高気密住宅&第一種換気システムの場合、台所換気扇のオンオフと吸気が連動していないと、台所換気扇を強にしたとたん、薪ストーブにとっては対処不能の負圧が発生するので、その場合は外気導入システムも有効ですし、そもそも連動していれば、やはり外気導入システムは特に意味はありません。 では、外気導入は全く意味がないかというと、実際にはモキでも、室内が暖かく、屋外が冷え込んでいる状態からの着火、「ゼロスタート」では意味があります。 室内が暖かいということは、空気は軽いわけです。それに対して煙突からつながる外気は重い。薪ストーブの扉を開けると、重い空気が重量に従い煙突を伝わって、室内側に降りてきます。逆流の流れが最初から生じている状態ですね。このままで不用意に着火すると「えらいこと」になります(笑) この着火時逆流を防ぎ、重力バランスを取る目的で、重い空気を薪ストーブに着火前に導入しておく、外気導入システムはその手段になり得ます。でもそのための手段はいくつかあるので、私は、外気導入システムはデメリットもあるし「特段不要」という考えです。 あと結露については仰る通りです。石油ストーブに比べたら最大というほどのメリット、実に快適ですので、お勧めいたしますよ~~~ 長文大変失礼いたしました。わからない点や、さらなるご不明点ありましたら、いつでも書き込みないしご連絡くださいませ!! |
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249 | いで爺さまご無沙汰してます!! | 担当大屋 | ![]() |
2021/03/28(日) 15:55:39 | 削除 | |
ご返事遅れましてホントすみません!!ちょうどバタバタの時期で雨の本日、書き込みにようやく気が付きました!! しばらく前にチラと見に行ったら本業にお近いのか電気モノの書き込みがメインで充実されている様子だったので 「まあ、薪ストーブの方は落ち着かれているんだろうな~~」 とか思ってたら……甘かったですね!(笑) この時期が、本当に短期集中じゃないですけど、まさに絶好の作業向けの気候ですものね!! 写真を含む「木こり」奮闘の一連のご様子、拝見しましたよ~~!!(本書き込みでも右上リンクのマーク)いやはや、どこの戦場かしら??というくらいの激しさですね!! 普通にステンレスのワイヤーロープを誤って切っちゃったとか書いておられますが、そもそもこんなウィンチ使ってるって、木こり本業ではない薪ストーブユーザーで何人いるのか?という感じですけど 「ステンワイヤーって、切れるんだ!!」(完全ではないけど) チェンソーの威力もさることながら、そもそも「駒替えしようか」「カッター(普通持ってないです)整備しなきゃ」とか、やっぱり常人ではないですわ……いで爺さま。 地域でも「すごい状態の伐採現場でもきれいにしてくれる人」ということで、むちゃくちゃ頼られてません??? その成果が太陽光パネルの置き場の、もはや「もともと木材市場に太陽光パネル設置してみました」というふうにも見えるすごい蓄積ですが、10年分、そうですよね、我が家なら消費して消費してそれでも間に合わないくらいの量ですが…… ひとつ疑問が湧いたのが、原木にも色々あるじゃないですか。樫はすっごい羨ましなと思うくらい密で重さが写真からも伝わるくらい上質ですが、針葉樹、スギかな?と思う原木もけっこうありますよね? 太陽光パネルの置き場というところがまたミソで「さすが」としか言いようがないのですが、それでも賞味期限ってやはりあるのかなと。その場合、木の種類によって早く消費した方が良いとか、差が出てきそうなので、そういう工夫もあるのかなぁ??とか、実際には次々と原木やって来るしスペース限られてるしで、これは大変じゃないかなとか…… 先日、84歳の方とスキーのゲレンデでお会いしまして、まだまだやれる、95歳のスキーの先生もいるんだよ、みたいな話で、大事なのは継続だ、みたいなことを教えて頂きましたが、なんとなく、いで爺さまは、かなりこの先も長く「木こり」継続されそうというか、請われてしまうので、実際は、おやりになってしまうような……そんな気がしなくもなく。 益々のご活躍は今後も楽しみにしておりますので、どうか、くれぐれも事故だけはありませんよう、すなわち無理や焦りのありませんよう、これは、老若男女問わず全く共通のことですので、釈迦に説法ですが、それだけ祈っております。 慌てず 焦らず 諦めず だそうですが、もし依頼された現場が暑くなるまでに片付かない場合は、素直に諦めて良いような気がします。地主さんからしたら、お金出して処理しなきゃならないでしょうけど、いで爺さまの安全健康な暮らしには換えられませぬ!! そういうわけで性格上余計なことも多々申し上げてしまいましたが、今後ともどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m |
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248 | 高気密住宅の場合 | 山口 | 2021/03/24(水) 07:22:01 | 削除 | ||
早速ですが質問させてください。 我が家は高気密住宅でC値0.17の第3種換気システムです。 このような家の場合、吸気するための屋外からのダクト設置は必要でしょうか。 また、石油ストーブのように家が結露することは、屋内に排気することがないので心配ないと考えてよろしいでしょうか。 |
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247 | 10年分の薪確保 | いで爺 | 2021/03/19(金) 19:59:26 | 削除 | ||
大屋さま、ご無沙汰しております。 如何お過ごしでしょうか。 私も来年には後期高齢者、何時までチェーンソーを振り回せるか分からないので、以前から10年分の薪を確保する計画を立てていましたが... やっと現実になってきましたよ。 現在でも7年分位はあるのですが、今年になってから2ヵ所の現場から大量の原木を頂く事になり、トータルで70立米を超える量になる予定です。 http://irimoya.bbs.fc2.com/ 今回頂いた原木も農家の屋敷林で、風よけのために母屋の西・北側に植えてあった樫や欅など。 世帯交代のこのご時世、「親父が元気なうちに伐倒しておいてくれ」と、倅さんや娘さんに言われたとの事。 本当に有り難い事で、地主さんや木こりの親方には感謝ですね。 |
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246 | アウトドア用の薪ストーブが原因と疑われる火災事例に関して | 担当大屋 | ![]() |
2021/02/04(木) 12:05:47 | 削除 | |
1月25日夜、ご存じの方も多いかと思いますが、薪ストーブを入れて暖を取っていた雪上テントが全焼する事故がありました(右上リンク) https://twitter.com/aiken_makiss/status/1355333756337364996 この事故に遭われた奥さまのツィートより↓ 『本人は両手II度熱傷をし、現在入院しています。寝ている間に火が燃え広がり、気づいた時には右手が燃えていたそうです』 https://twitter.com/gprpr_4/status/1356109969494429696 薪ストーブが原因かどうかはわかりませんが、状況からして、その可能性は相当高いだろうと。 奥さまは、とても丁寧にリプライなど対応なさっていて、また一連の話から推察する限り、ご主人も穏やかで慎重なご性格でもあったのだろうなと思うのです。 薪ストーブの設置を仕事にしていて、つくづく思うのですが、新築で織り込み済み設計にでもしない限り、薪ストーブのあることによる利便性の確保と、火災その他建物に影響するリスクの充分な低減化は、本当に難しいです。 一言で言えば、使う人にとって都合のいいように置いて、都合のいい動線で暮らそうとするほど、建物の火災や雨漏り台風リスクは上がっていきます。 ともかく散々ノウハウ持って当たっていても「いや、これは……どうしたものかな」と悩むくらいですから……やはり、薪ストーブで暖を取りながら安心して夜眠れる、毎日気兼ねなく使える、というのは、これは言葉悪いですけどネットで聴きがじった程度の素人さんは、あまり手を出さない方が良い領域であるように思います。 唯一、使いにくい薪ストーブとかって、すぐに使われなくなります。使っても「まれ」です。そういう薪ストーブは事故はよほど起こらないと思います。あるいは使っている間じゅう、人の目が光っているのなら大丈夫だと思うのですが…… でも、屋外テントもそうですが、薪ストーブを暖房の必需品くらいに位置付けてガッツリ使おうとするなら……やはり、各種リスクについて想定に想定を積めるプロの関与は、何かしらあった方が良いとは思います。 具体的には、設置設計を一式プロに任せてもいいでしょうし、DIYなら設置状況を個別具体的にプロに見てもらって想定されるリスクとその管理方法についてアドバイスをもらうなど。 もちろんプロにも色々いますし、プロよりも詳しい素人?さんもいらっしゃいます。要するに、この分野で経験も積まれ、想定能力に秀でている(つまり真の意味で技術屋さんの素養が高い)人にアドバイスをお願いするのが吉ではないかと。 「火災に気を付ける」というのは、口で言うのは簡単ですし、誰もが「まさか自分が」と思うものですが、実際には……というお話でございました。ご参考に。 |
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245 | No.244記事補足訂正 | 担当大屋 | ![]() |
2020/12/19(土) 11:08:42 | 削除 | |
↓の投稿で、鉄で板厚1.8ミリとかなら 歪みですぐにダメになるのでは?と書きましたが しばらく考えていたのですが板厚1.8ミリなら もしかしたら、まだなんとかなるかもしれませんね…… 1.2ミリ以下とかだと、かなり厳しい気がしますが。 このあたり、耐久性の問題は、 実は薪ストーブではかなり本質的な問題なのです。 板厚1.8はフライパンですが、1.2とかなら ドラム缶の世界ですからね…… http://www.jsda.gr.jp/drum/flow.html でも、軽さと、加工性には代え難いのでしょう。 アウトドアストーブ見てて、この機能、この大きさで、 なんでこの重さ??とか思ったときには、 たいてい、本体の板厚がすごく薄いという印象があって 私の感覚からすると、あり得ないくらい薄いという感じで 具体的な数字って、あまり覚えてなくて(笑) 失礼しました~~ |
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244 | アウトドアの薪ストーブですね? | 担当大屋 | 2020/12/18(金) 23:26:12 | 削除 | ||
まつさま 季節がら、バタバタで飛び回ってまして、ご返事が大変遅くなってしまいました~~申し訳ありません! 動画ご評価ありがとうございます!! なんとかもおだてりゃ木に登るってことで、回答させていただきます。 まず、アウトドアで向いているかどうか?といいますと、テント内で使うのは、なかなかチャレンジングだとは感じています。 燃やし方と、煙突に逃げる熱の関係なのですが たいてい、確実に炎を上げさせようとすると 熱は煙突に、煙突にと逃げてしまうのですよね……これは薪ストーブの宿命です。 そこで、その無駄になる煙突の熱は、テントを溶かしてしまうので、それに対して防御をするシステムを苦労して作るわけですから…… そこまでして頑張るのは、なんというか、 アウトドアというよりも、リビングのある家を、 キャンプ場なりに構築しようとするような試みで、 本質的には「インドア」の拡張ではないのだろうか?? と、私などは、つい、リビングに薪ストーブ入れた方が 早いんじゃないかしらとか 思わなくもないのですが……… 私は、アウトドアの薪ストーブは、 テント内の暖房器具としてよりも、 焚火代わりの優秀な調理台という感じのほうが 無理がなくて良いような気がします。 あくまでも古典的な「アウトドア」遊びの 拡張としての薪ストーブですね 選び方と、お勧めについてですが これは「薪ストーブ」という「道具」に 「道具として」何を重視するかによります。 基本的に、火は、どれもつけやすいはずです。 その代わり、煙は、モウモウのものが多いです。 一部は煙を処理するタイプがあるかと思います。 モキ以外でしたら、煙を処理するタイプは、火が少しつけにくいかも、です。 煙を気にしないなら、次のような薪ストーブが理想です。 1.天板が広くて、長い薪も入ること 2.構造がしっかりしていて、寿命が長いこと 3.軽くて持ち運びの場面でハンドリングが良いこと お気づきの通り、1.と2.と3.は互いに相反する特性です。 どれかが秀でていると、あとは犠牲になります。 そうなってくると、やっぱり「その人」ごとに、違ってくると思うのですよね~~ バイク乗りなら3.と、ついでに2.も重視で、 結果的に重く(高密度)になりますが、 モキ製作所の「俺のかまど」とかお勧めですよね 煙も処理してくれますし。 ワンボックスカー大好きな人なら 1.と、ついでに3.のうち体積よりも軽さ重視で ホンマの時計型ストーブですよね バランス重視なら、やっぱりテンマクとかGストーブになるんじゃないでしょうか 注意していただきたいのは、軽くて 高性能でいかにも良さそうに見える薪ストーブでも 鉄で板厚が1.8ミリとかなら 速攻で寿命を迎えるだろうとは思います。 乱暴な炎の熱による、急激な膨張、収縮、 それらが不均一であることの「歪み」を 舐めてはいけません。 「繊細な」薪ストーブなら何度か使ううちに、 ふつうに歪みの餌食です ……なんか、いかにもありきたりな回答ですみませんが こんな感じでよろしかったでしょうかね?? また、ご質問お待ちしております! 寒いですからね、アウトドア、良いですが お身体お大事に~~~!! |
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243 | アウトドアの薪ストーブについて | まつ | 2020/12/13(日) 00:40:33 | 削除 | ||
すみません。イロイロ薪ストーブについて調べていて、youtubeの薪ストーブ愛の思いのこもった動画に引かれてこのサイトまで来てしまいました。 それで、大屋さんの業務とは関係ないかもしれないので申し訳ないのですけけど、 アウトドアで使う薪ストーブについて、教えて欲しいのですけど、 そもそも、アウトドア用での販売されている物は、屋外専用と記載されていて、個人の自己責任でテントなどの中で使ってる人も居ますが、 屋外のアウトドアで暖をとるのに薪ストーブって向いているのでしょうか?あと、外で薪ストーブを使うときにどのような基準で薪ストーブの機種を選べば良いのか、アドバイスがあれば教えてください。 その他、アウトドアの薪ストーブのお勧めな使い方などもあれば教えてください。 よろしくお願いします。 |
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242 | 薪ストーブのDIY設置について | 担当大屋 | ![]() |
2020/09/17(木) 17:37:42 | 削除 | |
最近、お問い合わせが増えているなと思うのが、薪ストーブのDIY設置です。 Webをウォッチしていても、安いストーブ本体を使って、できるだけ安く設置するという記事を以前よりもよく目にするようになりました。 それ自体は、私も、むしろ賛成と申しますか、全然良いと思うのです。実際、それで暮らせるわけですから…… しかし、DIYで充分な成果、期待する成果を上げれるかというと、それは結構別問題です。ケースバイケース。 その点から拝見していると、失礼ながら、期待する成果がすごく大きい人ほど、DIYでできると、何故か考えてしまうようです。 そういう方々の特徴を列挙しますと…… 1.薪ストーブ本体の特性を理解しているとは思えない。いかにも重厚な本体でもパッと暖かいと思っているフシがあったり、逆に薄い鋼板製なのに「太い薪をトロトロ燃やす」とか期待している。 2.防火そのものを理解しているか疑わしい。Web上で色んな知識を得ていらっしゃるものの、なぜ、そのようにすべきなのかではなく「ちゃんとやるなら、こうすべき」という類の判断だけで、形だけで本質を見落としそうに見える。 3.煙突の施工が重量保持や雨漏りリスクとのせめぎ合いであることを理解していると思えない。実物を手にすれば、わかることなのだが…… 結局は、失礼ながら、安物買いの銭失いというか、かえって苦労とリスクを増やすだけで、期待したような成果を実際に得るには、おそらく難しいであろうと。 それは、おそらく、薪ストーブのある暮らし、その本質への理解が不足しているのが「そもそも」でないかと思えるのです。 そのあたりのことも踏まえて「じゃあ、あなたの存在意義は何か?」と、プロとしての私自身が問われた場合の答えのつもりで、ブログではなく本体Webサイトに新たなページを増やしました。 https://www.aikenmakiss.com/70kiss.html 事業としてやっておりますので「販売ページ」ということになっておりますが、実際には、薪ストーブを導入する意味、薪ストーブで暮らす意味をまとめたものです。 よろしければ、ご一読くださいませ。 |
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241 | 関東余裕です! | 担当大屋 | 2020/03/10(火) 18:03:00 | 削除 | ||
伊藤さま 書き込みありがとうございます! MOKIストーブに目を付けられるあたりで、すでに充分すごいことだと思います。 山里では、原木の入手経路に加えて、薪として使えるよう、切って、割って、乾かして、という「暮らし」が全部関わってきます。 機種選定も含めて、一番、合理的な、欲しいものがちゃんと手に入るように、お手伝いさせて頂きますので、ぜひお任せくださいませ。 取り急ぎ、ご返事申し上げます。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
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240 | 関東に来ていただけますか? | 伊藤 恵 | 2020/03/10(火) 09:18:19 | 削除 | ||
はじめまして。 MOKIのストーブに憧れて様々なサイトを検索し、こちらの熱烈な研究心に感動して連絡させていただきました。 当方、東京都西多摩郡日の出町という山里のリフォーム物件で、吹き抜けの玄関ホールにMOKIストーブを設置希望なのですが、関東にもいらしていただけるでしようか。お返事お待ちしています。 |
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