ここは旧来の株式会社愛研の一部門だった頃の書き込みも含めた、薪ストーブ全般に関するご意見やご質問などコミュニケーションのための掲示板です。
もちろん匿名でかまいませんが、根拠のない誹謗中傷や、いわゆるスパム投稿は担当者の責任において削除することがあります。
スパム対策として、あいことばを設けてあります。「森を豊かに」を普通に日本語読みして、それを全て半角大文字のローマ字にしたものです。
投稿番号を利用して、ユーザーさん同士の会話もご自由にどうぞ。
82 | 控えめな本音 | 担当者 | 2016/07/19(火) 16:01:59 | 削除 | ||
従前業務に忙殺されている私の目下の関心ごとは「iGブースター」、二次燃焼装置のことなんですが…… 最近、ホントに、「縦置き薪ストーブ」であるIILAの問い合わせや、引き合いをたくさん受けます。 実は、私、モキの中では、IILAは好きではありませんでね……この掲示板でも、投稿NO.16で言及しておりますが…… http://www.ai-ken.co.jp/makiss/cgi/bbs.cgi?delete=0000000016 もうちょっと、理論的に、なぜIILAが良くないのかを、Facebookページの記事にまとめてみました(右上のリンクのアイコン)。 https://www.facebook.com/aikenmakiss/posts/1720463441535462 ホントは本体サイトの記事にしたかったのですが、一応、本体サイトは「一番正式」な記事なので、そこでのIILA批判も、さすがに良くないだろうと…… でもねぇ…… 体感的には、性能、半分なんですよ。MD80に比べて、IILAって。どうして、こんなものを看板として売ってるのか…… まあ、ふつうの鋳物ストーブの性能なんて、IILAの、そのまた半分ですからね、IILA売っても良いんですけど…… 私は、モキの本来の「とんでもない性能」に魅力を感じて、この仕事を始めたので、あんまりIILAって売りたくないんですよね…… 感動を届けたいから。お客様に。 まあ、でも、控えめでも、本音は書きました。Facebookページ。 よろしかったら、一度、お読みになって下さいな♪ 以上、めずらしく、本体サイトの記事の告知を行うFacebookページの、そのさらに告知でした~~~ |
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81 | すっかりご無沙汰しておりますが…… | 担当者 | 2016/07/04(月) 12:06:24 | 削除 | ||
薪ストーブの仕事をしていると、オフシーズンって、何もやることないのでは?とか言われるのですが…… 実は、相当忙しいのです。本来。次のシーズンに向けて、やることなんて山のようにあります。 たとえば、弊社では、モキのストーブの欠点とも言うべき「近年の高性能住宅に適した程度の低出力状態で安定燃焼させるのが難しい」という問題を、No.78以前の投稿のとおり、いで爺さんが開発された特製パーツ「iGブースター」によってクリアーさせようとしているわけですが…… 本日「製品版」に関する3回目のテストを行います。この暑い中、ご協力頂いておりますユーザーさんには感謝しかありません。 稚拙で不慣れなので、本来の性能が出せているとは言えないのですが、そのテストの状況は、後日動画にして公表する計画ですが…… いで爺さんの開発された技術は、間違いなく本物です!! 今の時期も、色々設置の話を進めさせて頂いているお客さんから、言って頂いたのですが…… 「それが、本物であれば、最終的には、必ず、こうして受け入れられるものですよ。」 モキの薪ストーブが、本物かどうか、今回の「iGブースター」が本物であるかどうか、実際に触ったことのない皆さんにはわからない話です。 で、私は、それを、お伝えするのが仕事で、そこには、稚拙さも未熟さも改善点も一杯あるのですが…… でも、言って頂いたのが、先ほどの言葉。 そうなんですよ。 私は、本物を伝えたくて、お届けしたくて、ただそれだけで、仕事をしているのです。 本物っていうのは、どういうものかというと、合理的で、美しいものなのです。先ほどの言葉を頂いたお客さんは、私以上に、モキの薪ストーブについて、その合理性をご自身の言葉にされました。 だから、私も、もっとちゃんと「コンテンツ」にしなければならない。せっかくのネットですから。本物っぷりが、伝わるように。 そういうわけで、他の仕事もあって難しいのですが、バタバタと、必死にやろうとしております。 ちなみに私は、ともかく、本物大好きな人間でして…… 趣味は音楽、オーケストラをやっているのですが、そこでも、本物であろうとすること、本物を届けようと躍起になっています(笑) https://www.facebook.com/hanafesmuseum/ (右上、リンクのマークで飛びます) そっちも相当忙しくって……(笑) 掲示板も、記事更新も、表面的には静かですが、そういうことで、とてもバタバタしています、皆さんに本物をお届けすべく、日々奮闘してます、ということで…… 担当者、近況方向でした。 |
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80 | 自慢(?)話の蛇足 | 担当者 | 2016/04/07(木) 10:46:59 | 削除 | ||
雨でございますが、バタバタ仕事してます。 でも、今日も無意味な独り言を(笑) 昨日、工務店さんとかを回って、「モキ、いいですよ?一回、取り付けてみてくださいよ~」などと営業をしていたのですが、「中の人」どうしなので、気心が知れてくると、生々しい話も出るわけです。 「モキって、マージンどのくらいなの?」 投稿No.79の書き込みを書いたところだったので、あら、ちょうどまた、この話か……とか思いながら、正直な数字を話すと 「えっ?」 ……とおっしゃる。私も、初めて輸入薪ストーブのマージンを聞いたときは逆に 「えっ?」 ……だったのですが、輸入薪ストーブを基準にするとホントに、儲からないのですよね。薪ストーブにしては。モキ製作所は。 今日、ふと思って、私も、直接会った人から聞いただけの数字なので、実際問題「どのくらいホントかな」と思って、ネットを検索かけてみました。 まあ、そんな数字なんて、さすがに転がってませんでしたが、このページの方の言いっぷりからすると、ホンマ製作所さんも同じ状況のようですね……(右上リンク) http://ecoecomakistove.blog119.fc2.com/blog-entry-529.html そのマージンが、必要な付加価値を生む、という主張で、ホンマに再考を促す内容ですが、とりあえず、ご理解を頂く、という選択肢もあるのかな、と思うのですよ。 儲からなくても、事業継続に必要な経費はご理解頂いて、ユーザーさんに「求める価値」を、より安価に届けることができれば、それはそれで「商売の正しい姿」かな、と。 そういうわけで、どうぞ、本事業に、あたたかいご支援のほどを…… などと、こっそり、言っておきます(笑) |
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79 | 愚痴というか自慢(?)しておきます | 担当者 | 2016/04/05(火) 14:30:16 | 削除 | ||
えっと、新年度ですね。 弊社も営利事業をやっておりますので、新年度事業計画などを作成するわけですが、私も、今年度の薪ストーブ事業計画を作成したりするわけです。 そこで、当然事業収益というものも課題になるわけですが…… モキ製作所の薪ストーブって、売れば儲かるの?と、聞かれますと…… 『ちなにみ、モキ製作所は、もっとも販売店マージンの少ないメーカーですので、だれも代理店になりたがらない。逆に言えば、ほとんど販売価格は一緒だと思いますよ。』 http://blogs.yahoo.co.jp/nikkoworks2/34593865.html#34594159 右上にリンク貼っておきました。様々なメーカーの薪ストーブの設置販売を手掛けていらっしゃる会社の社長さんのブログです。 これ、ホントにそのとおりでして、私も「中の人」になってみてから初めて知ったのですが、モキ製作所の薪ストーブって、本体、出力基準でいえば鋳物製高級機の半分くらいの値段だし、定価に対するマージン比率も下手したら半分くらいだったりしまして…… しかも、知名度激低で悪評高くて売りにくいという…… どんだけ儲からないの?という感じです。見事なほどに(笑)いくら性能良くても、そりゃ普及しないわけだわ。 ですので、弊社としましては、環境保全事業、という社会貢献性が、看板に偽りなし、まさに、ピッタリくるのですが!! あと、ユーザーさんにとっては、「定価」がそれだけ低く設定されているということなので、はっきり言って、とってもお買い得です。 そんな事情ですので、設置工事費用はともかく、本体の値引きは、どうかご勘弁下さい、というのが本音でございます。 ちなみに設置費用も、弊社は「プロの仕事」を条件としておりますので、値引きは非常にわずかです。 ときどき、値段だけ問合わせ頂き、それっきり、というお客様もいらっしゃいます。ご期待に応えることができずにすみません。 幸い、これまでご縁のあったお客様は、皆さん、暖かいご理解を頂きまして実質的に「値引なし」での販売とさせて頂いております。 そんな「裏事情」なんて、ふつうのユーザーさんには、ホントかどうかすら、わからないですからね……ありがたいことです。 良いお客さんとのご縁だけで、かろうじて成立しております本事業ですが、今年度もよろしくお願いいたします。 |
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78 | 補足、ありがとうございます! | 担当者 | 2016/03/31(木) 08:48:09 | 削除 | ||
モキ製作所の薪ストーブを特徴づけるモギプレートですが、これも「偶然の産物」だったと聞いております。 ノーベル賞の田中さんの研究成果だって「偶然」最適化の条件が得られたのを見逃さなかったことが始まりですから。 いで爺さんの「ロストル」も、そういうことなんだと思います。中央1/3を塞ぎながら、その平面構造の中で炎の場を作る。たぶん、これが最適なんでしょう。 細い細い条件を、偶然、当てているのではないかという気がします。 ものづくりの原点、より良いものを目指す試行錯誤は、またやっていこうと思いますが、まずはリリースを最優先して動こうと思います。 せっかくの技術も、まずは世に出ないことには始まりません。そのためには、100点満点を目指すより、60点でもリリースしたいと思っています。 そして、たぶん、原理と構造はそんなに低い点数だとは思いません。合理的ではないかと思います。極めて。 こういうのって、センスですから。その人の。 あと、寸法の件、ありがとうございます!開発者がそうおっしゃるのでしたら、安心いたしました。 またお聞きすることもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。 |
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77 | 一点忘れていました | いで爺 | 2016/03/30(水) 15:36:42 | 削除 | ||
ご了解頂きまして有難うございました。 高さ調節云々でのL型鋼の全ネジロストルですが、1週間ほど試してみました。 結果はNG、L型の20mmの立ち上がりが邪魔をして、中央からロストル上の薪への燃え広がりが遅くなり、結果として温度の上昇が悪くなりました。 以上、報告です。 それからメールでの内容の >マイナーチェンジ後の新型は、モギプレートの構造が「重ね着」になっています。 >もし、フランジバックのごとく高精度ですと「入らない」ことになってしまいます。 の件ですが、 「重ね着」のプレートの高さが大幅に低くならない限り、空気導入板の奥行き(390mm)を変える必要はないでしょう。 ただ、前側のプレートと重ね着プレートの高さが異なると、耐火煉瓦も重ね着プレートに合わせる事になりますね。 |
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76 | メール拝見しました | 担当者 | 2016/03/30(水) 09:48:07 | 削除 | ||
いで爺さん、書き込みありがとうございます。 ご趣旨、承知いたしました。関係者へも展開いたしました。 残念ながら、今は、ここでは具体的に書けない 『ものづくりの原点』 のこと。 私は、それが、いで爺さんをこれまで支えてきて、また世の人々を幸せにしてきたと信じます。 本件につきまして、一つの区切りではあるかとは存じますが、なにぶん、本音隠さず消去自由、とっても気楽でオープンな掲示板ですので、何かと、思ったこと感じたことなどございましたら、いつでも書き込みになって下さいませ♪ 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。 |
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75 | はい、そのとおりですね | いで爺 | 2016/03/29(火) 19:47:48 | 削除 | ||
大屋さま 何しろ来年は70になりますし、ご迷惑は掛けられませんので、メールの件は何卒宜しくお願いいたします。 シンプルな構造が故に棄てられなかったMD80なので、考えられる事をやってみましたが... お蔭さまで薪ストーブに関して、色々と勉強できましたよ。 K様始め他のユーザーさんにも、ご納得して頂けると良いですね。 それから北のさん、 北のさんに検証して頂いてホットしたと言うか、大屋さんから連絡が行くと思うのですが、ご理解頂きたいと存じます。 |
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74 | 「iG型二次燃焼ブースター」(仮称)技術要点まとめ | 担当者 | 2016/03/29(火) 14:23:04 | 削除 | ||
モキ製作所、そうなんですよ。とても残念なのです。 私も、この販売を事業化することにより、この部分については、やはりモキ製作所本体の方針から離れた独自路線を歩むことになりますので、ホントにこれで「正しい」と言えるのか、一晩、色んなことを考えたのですが…… なぜこの「新技術」をモキ製作所として採用(積極的なテストすら)しない判断になるのか、その「採用を検討すべき新技術と考えない判断への疑義」を、MD140の既存技術を踏まえながら、技術要点として、ここで、ちょっと整理しておきたいと思うのです。 弊社が事業展開しようとしていることの、技術上の正当性を改めて提示しておくことでもあります。 その前提として、手続き上の正当性、つまり、代理店として、モキ製作所への情報引継が充分だったかを、今日、改めて検証していたのですが(なにぶん、私も、当初、いで爺さんの開発した技術を取り上げるべきとは考えていなかったので)…… やはり、その気になって情報を読み、考えれば「気が付いた」はずです。いで爺さんのWebサイトは、そのリンクを、ちゃんとモキ製作所に報告していたのですから。 では、今回の新技術の要点は、私の理解している限り、以下です。関係者、私が誤解していましたら、適宜、訂正をお願いいたします。 1.庫内全体への燃焼空気供給経路として、ロストル状の構造を設けることにより、MD140の空気供給にはない、次の2点の効果を「同時に」発揮する。 ・木材自体が熾火状になってからの燃焼がスムーズで完全に燃え尽きやすくなる(通常のロストル効果) ・この熾火状の木材に接触通過することで生じた高温の空気が、庫内全域に満遍なく供給されることで、庫内の空間の随所で、可燃ガスを二次燃焼させる(本技術の最大のポイント)。 2.この「二次燃焼空気のための空気」は、吸気弁からロストル状の構造に至るまでに、MD140のように本体外側鋼板に接触することなく、灰の蓄積層の中を通過することで効果的に予熱される。 3.上記1.2の効果が合わさることで、ノーマルのようにモギプレートの対流効果だけに頼って庫内全体を高温にすることなく、より少ない薪による穏やかな(供給空気を絞った)燃焼でも、二次燃焼発生に必要な高温状態を庫内に発生させることができるため、結果的にノーマルに比べて「省燃費」となり、低出力領域でも、より安定した燃焼(エネルギーの取り出し)が可能になる。 4.「ついでに」ガラス曇り防止効果も顕著で、ユーザーの使い勝手は大きく向上する。 つまり、モギプレートによる二次燃焼を、まさに「増幅させる」装置であるわけです。その証拠に、モギプレートが設置された本体後部よりも、本体前部側に二次燃焼の位置が寄り易くなり、エネルギーのより有効な(利用しやすい)取り出しにもつながると。 ……だいたい、こんなところですかね。関係者以外の人に、理解してもらえるかどうか、そこは、かなり難しいような気がしますが(笑) ちなみに、このような具体的な認識レベルとして、従前から、誰でも読める掲示板という場所に公開されていたということを示すために、該当する投稿No.を以下にあげておきます。 投稿No.30 『2次燃焼に充分な高温状態を、熾火の燃焼を強化することによって、いわば疑似的に発生させる、という理解でよろしかったでしょうか』 投稿No.35※この投稿はFacebookページでも案内あり(右上リンク) 『モキの本来の強みに照らして優先的に取り組むべきことは、投稿No.34でも、いで爺さんが例示されましたように、少ない薪(小出力状態)でも、上手に二次燃焼を発生させて燃費及び完全燃焼性を向上させるなど、『燃焼そのものについての、細かな、より一層の創意工夫』であると信じるものです』 投稿No.53 『言うならば「モギプレート方式薪ストーブ用の二次燃焼性能強化のための送気経路追加装置」ということだろう』 ……モキ製作所の技術者の方、ちょっと「その気になって」読めば、今回のいで爺さんの技術の持つ意味が、ちゃんとわかるように、私は、これまでも、書いていましたからね??? それでも、実物を取り寄せたりとか、積極的な検討すら「やらない」という判断をされたわけですから、あとから「知り得なかった」とか言われても困りますからね??? ……私は、ホントに疑問なのです。 どうして、モキ製作所の技術陣は、ピンと来なかったのか。ちょっとでも「あれ?」と思ったら、情報は、こうして、いくらでも転がっていたはず。 私は、販売のプロを自認しますが、技術のプロでもなんでもありませんからね??そんな、情報をそこまでプッシュする「手取り足取り」はいたしませんぜ?プロを相手に。 普段から問題意識をもって、情報を拾うのも、プロの仕事ですから。 そういうわけで、代理店としては極めて異例ですが、モキ製作所本体が、この燃焼技術の普及に取り組んでくれないというので、弊社で、独自に普及に取り組んでみることにします!! |
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73 | 大ごとに... | いで爺 | 2016/03/28(月) 21:05:47 | 削除 | ||
いや~、実はハラハラ・ドキドキだったんです。 結果云々はともかく、喜んで頂けて本当に良かったです。 北のさんには屋外のお寒い中、試して頂くとともに数値化までとは恐れ入りました。 また、継続してテストをして頂けるとの事、お世話になりますが、宜しくお願いいたします。 1部上場の大企業はともかく、モキ製作所さんはもっと小回りが利くと思っていたんですけど非常に残念です。 それからネーミングは、お任せですが分りやすく「熾火ブースター」では... この方向でK様の不安材料が払拭されれば、大屋さまも一安心でしょうか。 それにしてもM社の向いている方向が??ご心情お察し申し上げます。 |
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72 | モキMD80Ⅱの補助燃焼装置、重要な情報2点 | 担当者 | 2016/03/28(月) 17:36:55 | 削除 | ||
いで爺さんが開発なさった補助燃焼装置(右上リンク、写真)ですが、ここは、あえて、皆さんがご覧になっている掲示板にて「証拠」として書きます。 まず1点め。 開発者以外の、第三者の手による、初めての実機テストをさせていただきました。 極寒の北海道、しかも屋外という厳しい条件下でしたが(必要な場合に薪の燃焼消費量をリアルタイム計測できるよう秤の上に乗っているのです!!)…… いで爺さんの開発なさった技術は、間違いなく、本物です。 ノーマルと比較した精密な計測データからは、燃費の向上と、とりわけ、熱が本体後部に不要に回らずに、天板方向の熱に回されることが示されたとのことです。 あと、当初の目的でいらした「ガラスの曇り防止」効果も「明らかに」認められました。 もちろん、良いところづくめではなく、立ち上げ時に部材が多いぶんだけ、温度上昇はしにくいことはあります。また、曇り防止に空気の流れ配分を増すぶん、主燃焼へ流れる空気はどうしても減りますので、立ち上げ時には主燃焼への供給空気が不足しがちで、少なくとも暖まるまでの燃料供給には、ノーマルよりも慎重さ(少しづつくべる)が求められ、結果的に立ち上げは難しくなります。 しかし、立ち上がって(温度が上がって)しまってからは、素晴らしい性能が発揮されるようです。実際にどのくらいの性能かは、まだテストを継続するとのことでした。 このように、評価や数値化には色々あるかもしれませんが、少なくとも、テストして頂いたご本人は 「少ない薪の量で、餅が焼けるんですよ~。願ったりかなったりです。」 ということで、大変、お喜びでした(笑) 2点め。 モキ製作所の本件へのスタンスです。電話ですが、回答をもらいました。 1.本体燃焼原理に関わることであり、そこにモキ製作所としては現状で自信ありとのことで、よって、本件改造については、現状、取り上げるつもりはない。 2.事業展開に関しては、本件装置を使用することによる不具合などについて、モキ製作所として保障しかねるので、あくまでも、株式会社愛研としての責任で行うこと。 3.今回の改造の内容については技術陣には伝えてあるので、今後、モキ製作所としてフルモデルチェンジなどが行われる場合には、この技術が反映される可能性はある。 とのことでした。 これに対して、大屋(弊社)としましては、1.と2.について「予想通り」として承知するとともに、3.については、意見を伝えました。 すなわち、開発者は、もともと、モキ製作所に対して、この技術を活用し、性能向上することを望んだが、ここに至り、開発者はこれを自ら事業にする道を選ばざるを得なくなった。この経緯を踏まえれば、将来、モキ製作所としてこの技術を製品開発に反映させることがあるなら、その場合は、開発者としての権利を、ちゃんと保護するように。 弊社としては、このような経緯から、弊社でお買い求めいただいたユーザーさんに限り、この補助燃焼装置を提供することになります。 これで、「愛研オリジナル」の薪ストーブ性能アップのスペシャルパーツとして、来シーズンからの販売に向けて事業化を進める条件が整いました。 なお、このたびのテスト実施に際し、本装置の愛称がありまして、私たちは開発者に敬意を込めまして 『iGブースター』 と呼んでいるのですが、もしよろしければ、製品の名前としてもいかがでしょうか(笑) いで爺さん、また、ご意見をお聞かせ下さい。 取り急ぎ、どうぞよろしくお願いいたします。 |
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71 | マジすか…… | 担当者 | 2016/03/22(火) 17:17:25 | 削除 | ||
いや、すみません、あまりの仕事の早さに唖然として、本当に、そうつぶやいてしまいました(笑) いで爺さん、アイデア、すごいですね!! ……と申しますか、溶接、私は見事なものだなぁと、感心して実物を拝見していましたよ。 たぶん、一番高温になるだろう部位の耐久性としては、あの頑丈なステン溶接がベストではなかろうかと思うのですが、この、ネジのアイデア(右上リンク)も、なかなかお見事ですね!! たぶん、制作コスト(実際の手間)を考えたら、こっちの方が、安くつくような気もしますし、高さ調整にも、なるほど対応するとは思います。 あとは耐久性の問題、ではあるかもしれませんが…… 私、使ってみないと、ホントになんとも言えないので残念ですが、高さの微調整って、実際にはほとんど、問題にならないんじゃないかと、やっぱり思ってしまうんですよ。 ノーマルのガラス曇り具合と燃焼具合に、ほとんどの人が「何とかしたい」とも思わずに、そのまま付き合っているという状況下ですので…… 曇り防止の観点では、ガラスに空気を送る遮蔽版の高さは、もしかしたら変えても良いかな、と素人的に思う程度でして、あの造作、特に本体装置の溶接のすばらしさとか見てると、これ、どうやってコストダウンしようか、つまり本質的な「こだわり」「商品価値」を一定以上保ったままで、付帯的な部分をカットしていこうかって、そっちを考えてしまいました。 設計者の思いに反するかもしれませんが、営業的には、制作しやすい方法であることが第一で、それがネジであって「ついでに」調整もできるなら、それはそれで良いかな、という程度で…… すみません、私はこういう「ドライな」人間なので、よく嫌われてしまいます(笑) でも、過酷な状況下で、ネジがどこまで生き続けるのかとか、耐久性如何ですが、やっぱり、調整機能までを正式機能として盛り込むのは、ファーストリリースの段階では得策ではないような気もしなくもありません。 なぜなら、たぶんですが、調整云々以前に「とんでもない性能差」(ノーマル比)を叩き出す気がしますので……そして、その中心となる本体の溶接を含む質感や、耐火レンガの造作だけで、製品としての魅力を十分過ぎるほど伝えてくれておりますので…… いずれにせよ、その調整機能の要否あたりも、私ではなく、設備のプロでいらっしゃる方がテスト頂けるので、そちらからのフィードバックを「正」として頂けましたらと存じます。 細部に手の込んだ、想定を重ねられた「労作」、実際に手に取らせていただき、私としては仕上がりも含め、商品としてこれで全然問題ない、性能の伝え方如何で、絶対に欲しいという人が居て、値段もそれなりに高額でも納得してもらえるのでは?、と楽しみになりました。 誠にありがとうございました。これから、運送屋さんに引き渡します!! |
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70 | こんなもので... | いで爺 | 2016/03/22(火) 16:39:10 | 削除 | ||
到着の件了解です。 取り急ぎの素人溶接で見た目が悪いですが、機能の確認には支障はないと思います。 宜しくお願いいたします。 それから高さ調整の件ですが、思いつくまま作ってみました。 http://irimoya.bbs.fc2.com/ 一寸手間が掛かりましたが、見た目は比較にならない程綺麗です。 耐久試験の結果が問題ですが... |
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69 | 本質的な性能 | 担当者 | 2016/03/22(火) 09:47:01 | 削除 | ||
いで爺さん、大変ありがとうございます。 ご本人、読んでいらっしゃると思いますが、伝えておきますね。 バックドラフトが起こる状態でも燃焼が継続できるというのは、それだけ本質的な機能が高い、ということなのですよ。 だから、投稿No.66やNo.67の議論は、ある意味「些末事」であって、おそらく「そこまで」達するには、話は相当先になるのだろうと思うのです。 微調整云々以前に、たぶん、本質的な機能が圧倒的に高くて、現状からの改善効果としては粗い調整でも充分期待できる。 ちょうど、ご本人ともメールで議論していたのですが、本質的な機能の一つは、燃焼空気の余熱だと思うのです。この余熱によって、モキにしては低い燃焼温度であっても、安定的な燃焼を可能にする。 いで爺さんのシステムが上手なのは、それを灰という安定的な蓄熱部を利用して行うこと。ここはMD140の送気システムよりも、ずっと安定した余熱効果を持ちますので、結果的により低い燃焼温度でも、より良い燃焼を生むことになります。 だから、やっぱり、すごい代物なんですよ。理に適って、時流(高気密・高断熱化が進んで、低い出力で省燃費、高安定性が求められる)にも乗っています。 あ、今、ちょうど届きましたよ? ありがとうございます!検品して、順次、発送に回しますね~~! |
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68 | 要注意事項 | いで爺 | 2016/03/21(月) 18:48:12 | 削除 | ||
大変大事な事を忘れていました。 北のさん、に宜しくお伝えください。 巡航運転に入ると、ダンパー及び空気バルブを極力閉めて燻し焚きの状態になります。 その時の炎はガスコンロの炎の色に似ていて、 可燃性ガスが酸素を欲しがっている状態です。 その状態で扉を急に開くと、噴き出した可燃性ガスに引火し、眉毛・髪の毛を燃やす恐れがあります。 対策として、 扉はゆっくり開き、空気を煙突方向に誘導してから全開にする事。 以上、宜しくお願いいたします。 |
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67 | そう来ると... | いで爺 | 2016/03/20(日) 15:37:34 | 削除 | ||
思っておりました。 >足高さですが、ロストルの水平確保との影響は出ないのでしょうか? 仰るとおりで、空気の分配を決定してからは高さを大きく変えられません。 それを可能にするにはロストルの丸棒の長さを可変にする必要があります。 実現には丸棒を全ネジのボルトに替える事で、出来なくはないですね。 ちょっと造作を考えないといけませんが... |
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66 | 拝見いたしました!! | 担当者 | 2016/03/20(日) 09:18:20 | 削除 | ||
いで爺さん、新たなページ、拝見しましたよ!!(右上のリンクアイコン) http://ideno.web.fc2.com/kousaku/maki_stove_2.html いよいよ、これからテストですね~~おっしゃることが本当に起こるのなら、ちょっと、革命的ですよ? 日々、ノーマルMD80を相手にしている私にしたら、そんな感覚です。 ちょっとだけ、ご質問。 足高さですが、ロストルの水平確保との影響は出ないのでしょうか??足を高くしたら真ん中が高い山型になり、足を低くしたら真ん中が低い谷型になるとか…きわめて微妙でしょうけど。 あと、灰の高さ、蓄積量も、送風に影響しますよね?つまり、燃焼具合を決める要素として大きいような気がしますが……その管理基準はどう考えておきましょう?? また、使ってみてからでも、全然大丈夫なのですが、思いついたので、書いてしまいました(笑) ちょっと寒い日ですけど、到着楽しみにしながら。 今日もお元気で!! |
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65 | セッティング | いで爺 | 2016/03/19(土) 18:36:55 | 削除 | ||
お世話になっております。 無いよりはましと思い、急きょ手順などUpしました。 http://ideno.web.fc2.com/kousaku/maki_stove_2.html それから物ですが、連休明けの火曜日着にて本日発送しましたので、併せて宜しくお願いいたします。 |
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64 | 何だかドキドキ | いで爺 | 2016/03/18(金) 19:51:33 | 削除 | ||
それなりに考えて辿り着いたつもりだったのですが、今になって怖気づいてきましたよ。 自分のものはいい加減でも、人様に使って頂くと言う事は安全面も考慮しないと... 予知の配慮が一番大事ですよね。 喜んで頂けると弄った甲斐があるのですが... 呆け防止にご協力頂きまして、有難うございました。 |
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63 | これは…考え尽されていますね…! | 担当者 | 2016/03/18(金) 09:28:54 | 削除 | ||
いで爺さん、いつもありがとうございます。 バタバタで、何の対応もできずに誠に申し訳ありませんでした!! 「何でもあり(入母屋鉄道)掲示板」拝見いたしました。 4日から10日間以上続いた曇天や雨天からの、まさに貴重な「晴れ間」を狙って、大変な溶接作業……畑とかも、本当にお忙しい時期なのに、これを優先していただいたお心遣いだけでも、千金に値する貴重なものです。 そして「平板が反るので…」とおっしゃっていた溶接結果ですが、いやいや、お見事なものだと思います。写真で見る限りは、ピシッとしたものです。 そして、私にも、ようやく「全体像」が見えました(右上リンク、画像です)。 http://bbs7.fc2.com//bbs/img/_769700/769606/full/769606_1458113600.jpg 実は、これまで治具の写真などを拝見していて「?」と思っていたのですが、ステンレス丸棒の「長さ」が「一部揃っていない」じゃないですか、それが何かと思っていたのですが…… このたびの全容を拝見して、やっと理解しました。「短くしている」のは「両端から2本目」、脚ボルトの頭をかわすための措置なんだと。 そうなると、位置決めは、平板をC型鋼の「肩」にひっかけるわけですね?そしてセンターはMD80Ⅱ本体の曲線によって、自ずと出る、という…… いや、合理的に考えられていますね~~!! 実物を拝見するのがとても楽しみですが、今の時点で、超絶無責任な意見?を。すみません。 性能の「微妙な味付け」を決定付ける、脚ボルトによる高さの調製機能ですが、これ、4本脚による安定性というのは、灰が積もる庫内の状況も考えて、少々難しいかもしれないな、と思うのですよ。各脚の長さが自在になるとなおさらかもと。 一方で「同等の味付け」は、現モデルでは溶接されている「予熱空気導入板」の、立ち上がり高さを変更することでも、ある程度可能なのかなと。 もし、そうであれば、商品化に移行する段階では、4本脚は、長さを、だいたいの「解」として固定化してしまって、あとは運用を含めた「好み」として、「予熱空気導入板」を3通りくらい用意して、そこを取り外し可のボルト固定にしてもいいのかなと。 自分で好きにしてください、と。もともと、ここアルミということもありますし……などなど。 ともあれ、現段階では、これが「ベスト」です。C形鋼の脚の高さは、もし長さを固定するなら、燃焼能力を優先的な判断基準として、実機テストによって確認していけば具合が良いと思います。 写真を見ているだけでも、ワクワクと、興味惹かれますね~~ で、その肝心の実機テストですが、とある方にお願いし、快諾を得ております!!私なんかよりも、はるかにエンジニアな方で、ノーマルが苦手とする低出力時での完全燃焼を実現させることに、とても情熱を傾けていただけるものと、私は、ものすごく期待を寄せております♪ どうぞ、楽しみにしていただけましたらと存じます。 実務手続き的なことについては、また、別途ご連絡いたします。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
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